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17Jan2019_We make a living by what we get, we make a life by what we giveとは。

著者:maria

17Jan2019_We make a living by what we get, we make a life by what we giveとは。

昨晩、Monster hubというAsokのシェアオフィスにて

2019年タイ新春ビジネスセミナーという

タイの四天王?であるスピーカー陣がご登壇。

 

 

越陽二郎さん(Talentex代表 東大→日本能率協会→KDDI→)

中村勝裕さん(Asian Identity代表 ネスレ→リンモチ→GlobisSG→)

小田原靖さん(Personenel Consultant代表 タイを代表する人材紹介企業)

川端隆史さん(Uzabase Chief Asia Economist 外務省→SMBC日興証券→)

 

 

バンコクで起業されながらも、

ロシア、インド、ミャンマー、シンガポールを含むASEAN、と

1拠点に留まらずに広域で挑戦し続ける共通の姿には

経営者としての情熱的なエネルギーと、

国境を超えて市場を開拓する冷静な洞察力を感じます。

 

 

印象に残ったのは

 

-タイにおける日系企業の優位性の低下

(他国の企業と比較し、処遇・カルチャー・制度が以前と比較し劣る)

 

-1970年代から変わらぬ在タイ日系企業の人事課題

(タイ人スタッフが報連相が出来ない・仕事を計画的に出来ないなど)

 

-1990〜2010は日系大企業進出ラッシュだったのに比べ2010〜は小規模化

(工場の大きさも900→350平米など)

 

-200$(ベトナム)6,000$(タイ)/1人当たりのGDP

というのはマクロ指標であって都市をみるとその数値はとっくに超えている

 

-Job hopperが多いと言われるタイ人だが20年前と比較すると離職率は下がっており、5-10年企業になると大きく改善される傾向

(支社長や駐在員が交代してもある程度のカルチャーが定着するため)

 

 

などなど。

 

 

 

日本にいた頃、と言ってもたかが2年半前の話なのですが

タイについて知っていることはトムヤムクンやピピ島程度、

タイ人の雇用環境や給与についてなど考たこともありませんでした。

 

現在は採用・育成・評価に携わる職業柄

日々企業に勤めるタイ人から話しを聞く機会が多いのですが

 

昨日出会った日本語・英語が堪能な31歳の大手日系企業勤務、

同時通訳というポジションの タイ人女性の月収は170,000B(約59万円)と

日本と変わらぬ、またはそれ以上?の待遇。

 

タイに来てから仲良くなった33歳のタイ人男性は

日本語・英語・中国語が堪能でMBAを保有、

新卒で日本のBoston Consultingに勤めた友人(現在タイ在住投資ファンド勤務)

の現在のタイでの年収は1,200万B(約4,000万円)、

その他不動産や日本の投資ファンドからのアドバイザーとしての副収入もありという

日本人のトップ数%の層に仲間入りするレベル。

 

 

考えたことはなかったものの、とはいえ、

タイに移り住んでみれば新卒で英語を話す人口の割合は

同年代の日本人と比較し格段にタイ人の方が高く、

3-5年で転職していく際の昇給率もトータルのキャリアでならしたら

格段に高くて驚いたのも事実です。

 

 

最近よく出会う

タイ国籍・30-33歳女性・日本語(N1保有)&英語(TOEIC970-990)レベルが

 口を揃えて最後に語り出す転職理由は、

 

「日系企業の上司は優しいが、それだけでは成長できないと感じるから」

 

どういうことかというと、

日本人上司はミスをしてもそんなに怒らないし、

温かく見守ってくれる有り難さはあるものの

今後30-40年キャリアを構築していく上で成長スピードに支障をきたすという

危機感を感じている、とのことです。

 

言葉が通じるとはいえ、

コンテキストの壁があり、

文化の壁があり、

年代の壁があり、

コミュニケーションの質が高いとは言えない環境下で働く部下としては

せめて間違った時はどこが具体的に間違っていたのか、

同様に良かった時もなぜ評価されるのか、

具体的に言われたことがなく成長実感が満たされない、

というのが実態としてあるようです。

 

日系企業で10年ほどキャリアを築いてきても

欧米系をはじめとする外資系への転職を考えている候補者も多く

変化の大きな時代において10-20年後の日系在タイ企業を考えると

自社も含め肌感覚で危機感を感じる日々です。

 

 

 

長くなりましたがBlogのタイトルに遡り。

 

昨晩のセミナーにて

「経営者としてタイの労務に精通しなければいけないものの、

オススメの学び方などありますか?」 という問いを投げかけたところ

四天王の返答があまりにも刺さったので共有させてください。

 

>小田原さん

知恵袋を持つこと。

分からない時に聞けるその道の人を何人か備えておくこと。

どうにもならない時は弁護士や専門家に相談。

 

>中村さん

知恵袋からの意見を参考にしつつ、

日頃から立ち戻って考えられる企業理念に通ずる判断軸を

自分の中で持っておくこと。

 

>川端さん

エコノミストとしてリサーチする際も各国に歴史・経済など

その道に詳しい知人からの見解を仰ぐという点では同じ。

 

>越さん

常に人脈を広げる際にGiveをしておくことを心掛ける。

そうすると困った時に聞きやすくなる。

 

 

 

なるほど、私のように何の人脈もツテもなくタイで起業した人間には

圧倒的にGiveが足りてなかったと反省。

 

日々周囲のサポートに塗れて、

なんとかその日を繋いでいるだなんて、なんてこと!

 

 

 

ということで当初、

「2019年に始めたこと・辞めたこと」と題した記事を用意していたのですが

あまりに誰の何のためにもならなさそうなので

昨日の四天王からの教えを公開するという手段に出てみました。

 Giveの横流しです。

 

と同時に、密かに

今後タイで起業されるような女性達や

(あ、起業に関わらず、活躍される全ての女性達に)

培った情報や人脈を惜しげなくGiveできるような人にもなりたい。

 

 

今日のタイトルはイギリスの政治家で

第二次世界大戦時に首相を務め

勝利に導いたWinston Churchillの言葉です。

  

 

「人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く。」

 

 

時代や場所を問わず、賢者は皆同じことを言いますね。 

 

 

17th Jan 2019

Maria

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