📩E-mail: 5th@5thconsul.com

EN / JP / TH

31Jan2019_上司と部下の不器用な関係

著者:maria

31Jan2019_上司と部下の不器用な関係

上司が社員に求めるもの 
 


それは 業績必達であり 
日々のタスクへの責任であり 
指示を即座に理解し率先して行動に移してくれ 
時には先回りしてリスクヘッジしてくれる能力


こうしてみるとまるで 
「スーパーマン」を言葉にして分解したような文言 


稀にそうした上司の期待値を
上手にカバーする社員がいるので 
それが出来ない大半の社員は減点評価で 
何らかのネガティブなフィードバックを受けてしまうのではないでしょうか 




今日は社員を主役に
マネジメントの責任について考察してみました 



社員が会社に、上司に求めるもの 
 


それは 安心できる居場所であり 
自分の存在を尊重してくれる場であり 
一方的な答えを押し付けてこずに評価し認めてくれる存在 


とこちらはまるで 
絵に描いたような理想の家庭?
パートナー像を表したような文言 


多くの上司は目まぐるしい日々の業務管理に加え 
社内外の様々な人間関係の中で複雑な役割を担い生活しているため 
上記の環境を無意識につくり続けられる人は少ないのではないでしょうか

(私には絶対できません) 



相手は自分を映す鏡といいますが 
部下の態度が上司の態度の表れだとしたら 


お互いに完璧を求める不器用なパートナーのようで 
双方にもう少し現実的な歩み寄りが必要となりそうです



弊社には対照的な2人の新卒社員がいます 


Aはタイムリーな報告が口頭・文面でできる 
指示を出してからの動きが秒速 
非常に高いプロセス評価を得ている 
よく笑い、よく感情を出すので状況が分かりやすい 
タスク管理が出来ており毎日の成果がコンスタントに見える化されている 
業務外のサポートも率先している(周囲や上司へのサポート) 


Bは聞けばすぐに答えるが自ら報告は出来ない 
指示を出した後も初動までにタイムラグがある 
結果は出すもののプロセス評価は低い 
感情の出し方が不器用で伝わりにくい 
タスク管理は出来ているが、プロセスが見えないので評価が難しい 
業務外のサポートは言ったことはやってくれる程度 


二人ともまだ新卒入社5ヶ月目で 
厳しい試用期間をパスしたばかりなのですが 


日々身近で接していると
二人への自分の評価・期待・信頼の差が 
大きくなってきていることに気づきます 



ただ

果たして自分が新卒時代に
どちらタイプだったかというと 
明らかにBなのです。汗 



明らかに忙しいオーラを放つ苦手な上司に
どのタイミングで報告したらいいか分からないし 
何をアウトプットしても注意されるのが恐ろしいし 
機嫌を損ねないようタイミングを見計らわないといけないし

間違いのないよう一言一言に気を遣わなければならないし 

成果は出すのであとは放っておいてと思っていたし 

と、そんな本音を思い出します。 



そう、報告しない部下には
決して語られない沢山の理由があるのです。 



社員が一番疲弊するのはエモーショナルワークといいます 
全ての利害関係者にそれぞれ大変な気遣いをしながら仕事をしています 


上司ももちろん気を遣っておられるのでしょうが 
経験値の浅い部下のメンタル指数をベースにすると

やはり程度が異なるのです 



ところで 
業務スピードの妨げやパフォーマンス低下の

トップ5の要因を下記とすると 


1.優先順位が不明・間違っている 
2.スキル不足(実行のための) 
3.優柔不断(小さな取捨選択に迷って決められない) 
4.不安(失敗や評価の恐れにより経過報告が遅れる) 
5.モチベーションの低下(1-4により生じる) 


方向性のズレを修正したり、
問題点を見つけたり 
着手前に躊躇する時間を削減したり 
ポジティブなフィードバックにより自信をつけてあげるためには 



上司と部下の日頃のコミュニケーションから

現状把握をすることしか特効薬がなさそうです 





ということで

弊社では毎月、毎週決められたKPIが個々に設けられており 
それに基づいた日々のスケジュールを各々が作成して毎朝共有し 
帰社後に日々のパフォーマンス結果を共有し 
毎晩私からフィードバックを受けるのですが

(上記のプロセスは全てLineで行われます) 
(加えて毎週金曜日に個々人のコーチングタイムが設けられています)



一つだけ気をつけているのは 
彼らがそのKPIを達成することで何を得るのかを明確にすることです 


会社の未来≠社員の人生 
なので 
会社の目標≠社員の目標 
なのです 


給与が発生しているからと言って 
会社の目標だけを社員に課すのはやや原始的な気がします 




Aの夢はファッションデザイナーになること 


5th consultingでの業務を通じて


あらゆる人とコミュニケーションするスキルや 
まずは人の夢を叶えることをサポートすること

社会人として経験を積んでKPIを達成することで自分に自信をつけること 

コーチングの際にそんなことを得たいと話します


Bの目標はお父さんに認められる起業家になること



5th consultingでの業務を通じて 

社長(私)の苦労を間近で見て自分の将来をイメージする

小さなビジネスモデルで収益を生む仕組みを学ぶ

コーチングを通じてざっくりとした夢を具体化していく

そのために色々な人との関わりからロールモデルを探す


ということをコーチングで深掘りしました 
 



そう、彼らの将来にこの会社はありません 




でも、いいのです (本当は胸が張り裂けるほど悲しい。涙)



世界は広くて素晴らしいのですから







そして若い彼らの目標はものすごい速さで変化を遂げます





でも、全然いいのです (本当はそんなんで大丈夫?とかツッコミたい。汗)



世の中の変化もまた目覚しいのですから

 




彼らがいなくなってはダメになる会社であってもいけないのですから 
私も彼らに依存しない経営を目指さなくてはなりません 

かつての日本の終身雇用制度による共依存型システムの逆、
誰が入社しても成果を出せる独立型システムを模索しています 




本当の愛とは
相手に翼を与えることだと思うのですが 

(すみません、昔からいつもなぜか何事も

 愛の話しに飛躍させて説明する傾向があります)
 

私が起業という夢を叶えるために経験した2社のように 




社員の成長を通して 
(社員にもっと広い、まだ見ぬ大きな世界を羽ばたく翼を与えられて) 


お客様に貢献する組織づくりを目指したいです
(その成長を体現することでお客様の組織開発・人材育成に携わる会社になりたい) 



そしてあぁ、
私も大きくて強くて優しい翼が欲しい。





どこにいても、何をしていても 
人は自分の思考に縛られがちな存在ですが


自分の固執する小さな小さな世界から
飛び立てるような翼を、自由を。








21st March
Maria

著者について

maria administrator