Author Archive maria

Bymaria

Elephant in Thailand #4



エピソード4


最近、デモ隊は集会の頻度を減らしました。
毎日繰り返し活動しても政府に何の影響も及ぼさないと感じたからです。
政府は未だに要件を無視しているため、デモ隊は集会の頻度を減らすことによって政府の反応をみながら今後の対応策を練る予定です。


11月14日の土曜日、Free Youthは民主記念塔に
再び人々を招集しました。この一連の活動の当初から彼らは頻繁に
民主記念塔で抗議をしています。通常は人々を招集しタイの問題について
耳を傾けたり活動を行うのですが今回は趣旨が異なります。


その日、王と女王は新たに開設されたMRT駅のセレモニーに
参加する予定があり民主記念塔を通過しました。
他のルートを使うことも可能なのですが、
それでも君主に改革を要求する人々を通り抜ける道を選びました。


通常、王室は一般人と同時に一般道を利用しません。
警察が道路を片付け、王室が通過する何時間も前から閉鎖するのです。
これは人々が何を求めているかを気にしないという王室の態度であり
何も変わっていないということでもあります。


それにも関わらず、私たちはこの一連の活動から
ある大きな変化を遂げました。


皆さんの多くは私たちが王室と同じポジションに
立つことができないというタイの文化について知っているかもしれません。
王族を前に国民は床にひれ伏す必要があります。
彼らは少なくとも常に一歩高くある必要があるのです。


王室の誰かが車に乗っている時でさえ、人々は立っていてはいけません。
地面にひれ伏し敬意を示す必要があります。
今回も王様が通り過ぎる間黄シャツ(王室派)は
道端でひれ伏していたのですが

デモ隊は王室の車列に背を向け
三指を上げ反抗の姿勢を表していました。
 

4〜5年前、あるいは昨年まで、
国民がこのような態度をとることを誰が想像出来他でしょうか。

 

しかしそれは今、まさに現実として起こっています。


信念や信仰は
人々と同様に永遠に変わらずにあることはできません。
今、変わる時がきたのでしょうか。

本日17日、国会議事堂で政府が憲法改正の結論を出すかどうかを
確認するための抗議が予定されています。
しかし一部の人々は政府がデモ隊と黄シャツの間で衝突を起こし
抗議を解散させるとも考えています。


何が起こるのか、そして政府が何をするのか見てみましょう。



Bymaria

Elephant in Thailand #3

エピソード3:
誰かがタイは柔軟な考えを持った国だと言った

 

 

こんにちは!
実は今日はこの一連の動きについて話すことがあまりなく、
エピソード3と呼ぶことができるか分からないのですが、
興味深いことがあったのでご紹介します。

 

先日デモに参加する人たちとは
異なる考えを持っている方と話す機会がありました。
彼女を「C」と呼びましょう。私はまず、Cがすでに抗議要件について
読んだか質問しました。 Cは「読んだが、たとえば首相の辞任に関する
ことなど中には不可能なものがある。」と言いました。デモ隊の考えとしてはこれらの要件は政府が本当にやろうとすれば出来ることだと思っているので、私にとってもこのCの意見には考えさせられました。

 

そこで、
今日はここで抗議の主要な3要件についてお話しし、
皆さんがこれらの要件をどう捉えるか、また政府がこれを行うことは可能かどうか、という問いを投げかけてみたいと思うのです。

 

これらが3要件です。

1.人々を脅迫するのをやめる
(政治運動を行い、政府の活動を批判することに対して)

2.憲法を書き直す
(通常、民主主義国では憲法を頻繁に書き直すことはないですが、1932年にタイが君主制から民主主義に政権を変更して以来88年間ですでに国民の知らないところで20回改憲されています。参考までに、タイでは過去に13回のクーデターが行なわれています)

3.議会を解散する

これが2020年7月時点での抗議者からの最初の3つの要件でしたが、
政府はそれらを無視しました。彼らは問題を解決する機会があるときも沈黙を保ち、物事を持ちこたえさせようとする傾向があるようです。
その後、抗議者たちは要件内容を変えることによって
事態を進ませようと決めました。

 

こちらが変更された最新の要件です

 

1.首相と彼のチームは辞任する必要がある

2.議会臨時会合の実施と憲法の書き直し

3.モナーク改革
(王族が政治に関わらないこと、
また王族の税金の使い道をオープンにすること)

 

これについて、皆さんはどのような意見をお持ちでしょうか?

 

実を言うと、タイの人々の間でも本件について
2つの全く異なる考えがあります。ほぼ半数の人々がこの要件に
同意していません。改革する = 荒廃するという人もいます。彼らはこの要件に完全に反対しています。多くの人が心を開いて話す準備ができていないので、この話しは長い議論になると思います。

 

 

P.S. 抗議者は政府に要求するだけでなく、
これを行うためのロードマップも持っています。また、抗議に参加した人々はすでに刑務所から釈放されているという朗報もあります。

 

P.S. 11月9日、デモ隊は民主記念塔で抗議し、
王に手紙を送るため宮殿に行進しました。予想通り警察は再び放水砲を
使用しました。驚いたことに、今回は申し訳ありませんでしたが
意図していなかった、単なる事故です、という言い訳付きで。

 

何はともあれ、抗議者たちは警察を信じていません。

Bymaria

Elephant in Thailand #2

Episode 2

 

     In the meantime, I was sure people thought we will not give up like that. Even many got hurts and the situation would be even severer, people still want to show our rage.

   Although we thought we need to be more careful about the way of arranging the event. So that was the reason why the protest on 17th October were not officially announced in the early morning like they used to. That was quite wise and new, they officially announced where to go only 1-2 hour before the movement.

      At 12.00, the protester group named “Free Youth” announced on their webpage to let people gather at any sky train or subway around 3 P.M. They did not even announce which station to go. It made the government confused so they do not know where exactly to transfer the police to control. Government closed some major stations includes Asoke, Chid Lom, Phaya Thai or Siam anyways. Before 3 P.M., government had decided to close every station to prevent it furthermore. For those who did not know what was going on that day, people might wondered or scared about the situation.

      At 3 P.M., “Free Youth” also announced again where to the movement going to be. Though this time, they divided in 3 places Ha Yaek Lat Phrao, Udom Suk, and Wong Wian Yai. At first we thought it might be not that many people gather since they divided in few groups but then undoubtedly, I knew I was wrong. There were even more people than the day before especially at Ha Yaek Lad Phrao. People went there without knowing what they are going to do, they just gathered to show that even you tried to stop us, we will not stop making voice anymore and not give up until you would listen to us. If you never been to Ha Yaek Lat Phrao, you would not know how magnificent it was with full of people on the large road. No leaders, no stage, no amplifier, there was nothing but just PEOPLE.

   We know that this is still a long way to go as the government also would not give up easily for their benefits. Still we expect these steps make a little closer to what we are hoping for.

 

 

エピソード 2 

     先週のブログにも書いたのですが、あんなことをされても私たちは諦めたりしないという確信がありました。多くが傷つき、今後さらに事態の厳しさが増したとしても諦めるような決意ではないこと、この大きな怒りと共に闘いは続くのだという意志を何らかの形で示したいという思いでした。

   けれどもどのように行動していくかにおいてはもう少し慎重になる必要があることに気付きました。これがなぜ10月17日のデモがこれまでのように早朝に公式に告知されなかったかという理由でもあります。デモの1-2時間前に開催場所が告知されるというのはインターネット時代を表す賢くて新たな戦略です。

    あの日は正午にFree Youthという名のデモ集団が3時に駅に集まるようにweb上でアナウンスしましたが、その時点ではどの駅かについての情報は伏せられたままでした。制御するためにどこに警察部隊を送るか指示を出すことも出来ず、政府も相当焦ったのではと思います。これによって政府はバンコク市内の主要駅 (アソーク、チットロム、パヤタイ、シーロムなど) をクローズしました。さらに3時前になって全ての駅を閉鎖したのです。事態を把握していない人にとってあの日は一体何が起こっているのか不安になったと思います。

     同刻、Free Youthもどこで開催するのかアナウンスしました。開催場所は3つの場所 (Ha Yaek Lat Phrao, Udom Suk, Wong Wian Yai) に分けられていたのでそこまで多くの人は集まれないだろうなと想定されたのですが、想像とは裏腹に以前よりも遥かに多くの人々が、特にHa Yaek Lat Phraoに集結したのです。そこで何が起こるのかも知らぬままに集まった人々の目的は一つ、どんなに対抗されても要求をのむまで諦めないという姿勢を見せることです。


     もしHa Yaek Lat Phraoに行ったことがあるのであればあの巨大な道が本当に沢山の人々で溢れていた圧倒されるほどの景色を想像できるでしょうか。リーダーもいなければステージもなく、マイクもなく、そこにいたのは本当に多くの人だけでした。みすみす自分たちの利益を葬るわけのない政府もそう簡単に諦めないと知っているので、まだまだ先が長いことは分かっています。ただ、少しでも私たちの望む方向に進んでいるという期待を胸に闘いは続いていくでしょう。

Bymaria

Elephant in Thailand

Episode 1

  Last Friday night, there was something happen in the intersection of central Bangkok. People may have known what was happened there though the night was quite different from the other day …

To tell the truth, I have never expected the government would do this ‘this early’ (Actually I have known they would do that, but not this early since people only do ‘the real protest’ for not over a month or even 10 times yet. Also, they do not have any weapon or violence in the action.) Nevertheless, they did it. THEY ACTUALLY DID IT. They used water cannons laced with blue dye and tear gas against them who are ‘mostly high school and college students.’ I felt unspeakable sadness mixed with anger with many Thai people who fought with it.

On that day, I was having dinner with my friends as we do every Friday night,  but then I could not feel anything at all. I did not know if the food was good or even what we had. What I knew is that it was too painful for me to see how the polices (who claim themselves that they are the protectors for people) were hurting people because ‘their boss’ told them to do. What a useful how our money is used for us.

Until midnight on the day, contrary to the feelings of the people, the city was regaining tranquility. The sadness, resentment, or tension of losing place were overflowing on SNS. We knew that this was not the ending of the story so, there were some day…


  先週金曜日の夕刻、バンコク中心部の交差点で何かが起きました。何かの正体についてはすでに多くの方が知っていると思うので割愛しますが、あの晩の出来事はこれまでのそれとは一線を画す点がありました。

     正直、私は彼らがこんなに早い段階であのような手段を行使するとは思っていませんでした。遅かれ早かれああなることは薄々分かっていたのですが、まだそれが始まって1月もたっていない、計10回にも満たない状況で、それも武器を持たず暴力を奮わない相手に対してというのはあまりにショックなことでした。

     何はともあれ彼らはそうしたのです。彼らは実際に、してしまったのです。青い染料と催涙ガスの混ざった水砲を浴びた殆どは高校生や大学生でした。言葉にならない悲しさや憤りで胸が張り裂けそうでした。あの晩はいつもの金曜日のように決まった友人たちとディナーをしていたのですが、美味しかったのか、そもそも何を食べたのかすら覚えていません。記憶に刻まれているのは彼らが国民を守るために上に言われたのでやった、と主張していたことだけ。国民の税金が国民に向けられる放水砲の購入費に使われるなんて、なんて賢い使われ方なのでしょう。

夜がふけるころには街は落ち着きを取り戻したかのようでしたが、行き場をなくした人々の感情がSNSを彷徨っていました。この話しはここで終わりではありません。その日が来るまで諦めないでしょう。いつか、どうかその日が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bymaria

スピリチャルな木曜日とでも_From Thursday_17th Sep 2020



最近、事あるごとに話しているので


もう聞いたよその話し!
という方もちらほらいらっしゃると思うのですが

 

 

そうなんです。

霊視をして頂いたんです。

 

 

 

今日はスピリチャルなお話しです

 

 

 

霊視をされる方をなんと呼ぶのか分からないのですが

ひとまず霊視さんと呼ばせて頂きましょう

 

 

霊視さんとの出会いのきっかけは友人の紹介

経営、スタッフ、家族、将来のこと

 

 

 

悩める33歳女子の相談事を聞いてみた結果

 

 

 

ふーーーーーーーーー!(深呼吸)

 

 

 

 

すっきり。

 

身体も、心も。


それはもう、穢れでも落として頂いたのかしら?というほど

 

 

 

的確なアドバイスと生きる指針にハッとしたので

皆さまにも一部ご紹介します

 

 

 

まず、一番心に残った

 

「ターニングポイントにまつわる人生の貯金とローンの話し」

 

 

 

就職や転職、起業、引越しや家を建てたり、

親元を離れたり家族が出来たり

 

 

人生には様々なターニングポイントがありますよね

その際に人は人生の貯金を沢山支払うのだそうです

 

 

 

貯金が沢山ある方は質のいいその先の人生を過ごし

貯金がないと人生のローンとなるため

その先の人生の質が下がってしまうのだそう

 

 

 

私の場合は近い未来、

沢山のターニングポイントが起こるのだそうで

その際に大きな支払いを重ねてすることになり

今は使わずに貯めておいたほうが良い時期ということ

 

 

つまり、新しいことに手を出さずに

今の生活を充足させてさらに貯金をつくっていうような

時間の使い方をした方がいいとのこと

 

 

 

こう書くと

 

なになに、

霊視さんってやっぱりそんな抽象的なアドバイスなの?

と思われてしまいがちなのですが

 

 

実際は具体的なアドバイスの方が多くて

 

 

-この人はこういう性格、お腹の中ではこう考えている

-この人とはこういう時にこれに気を付けて

-この人はこうだから、思いっきりこうした方がいい

-この人にはこれを言っちゃダメ

 

 

など、相手に対する対応の仕方をかなり明確に教えてくれます

結構身近な人ほど知らない性格を持っていたりして

 

シャープでストレートに言ってくださるので

多々新発見がありました

 

 

 

 

あとは自分への新発見

 

私は常々、

自分のことをルーズでのんびりしているタイプ

の人間だと思っていたのですが

 

 

霊視さんに言わせるとかなりきっちりしたタイプで

スピードが早くいつもマルチに物事を見渡している、とのこと

 

 

ちょっとのんびり屋さんや

ゆったりした時間を生きている方とは

時間感覚のスピードにおいて差が出てきてしまうのだそう

 

 

 

ねぇ、霊視さん、
確かに確かに、そうですよね。

 

 

私の仲のいい友人は皆はやい!
話し方も行動も、仕事も早い。

 

そして風のように早い彼らといることや
そんな彼らの活動を遠巻きにみていることは

気の流れを感じて心地いいのです

 

 

 

とするとですよ。


ここは微笑みの国、
サバイサバイの美徳を誇るおっとりタイ王国。

 

 

この国で、このきっちりさとスピードでお仕事をすると

私のメンタルが崩壊してしまうのだそう

 

 

もう私、ここで泣きました

 

 

だって、思うようなスピードで進まなかったり

多々すれ違う職業倫理観

仕事においてのサバイサバイ、私には意味不明なの。涙

 

 

今までのタイ人スタッフたちとのお仕事での

あんなことやこんなこと

 

苦しくてイライラしたり、困ったり悩んだり泣いたり

 

もう色々溢れてきちゃって。

 

 

 

ただ、私に必要なのは

 

彼らはありのままで大丈夫

そのままを受け入れてあげて大丈夫

 

と心から思うことなのだそう

 

 

 

そしてやってみてるんです、早速月曜日から

 

そしたらなんだかもう私、

人が変わったみたいというか

気にならなくなったんです

 

 

スタッフたちも大丈夫だし、会社も私も大丈夫

 

 

そんな風に心から思えてきたら

確かにスタッフもちょっと変わった気がして

 

 

これは最優先事項ではないかもしれないんですが

このリスクを考えると今やっておいた方がいいと思うので

今日やってしまってもいいですか?
それとも運よくはこぶ場合を考えてこのリスク取りますか?

 

 

と労働法を調べて言い出す新人とか

 

 

みんなのことを考えると

私が出社するのがベストだと思うので

この日のこの時間だったら調整するので

そこで顔を出しても良いですか?

 

 

とフルリモートで働いているスタッフからの優しい提案とか

 

 

 

 

若くて経験のない社員たちだから、

何かあっては大変と

こうしてあぁしてって全部口を出して

出来てないなとか、リマインドはどのタイミングまで待とうとか

もう頭も心もいっぱいだったのが

 

 

絡まった毛糸玉をほぐしてもらったように

シンプルに進み出した気がするのです

 

 

 

みんなごめんね

 

私も辛かったんだけど、みんなも辛かったよね

 

 

 

 

という感じでオススメなんです。

 

特に、悩める経営者さん

あとは自分ではどうしたら良いのか分からない

具体的なお悩みを抱えていらっしゃる方

 

 

 

みていただく方法は簡単で

  1. Lineで日時調整
  2. お悩み事とそれにまつわる方々の顔写真を送付
  3. LineのVideo電話で霊視
  4. Online送金(1,500b/h)

 

以上です。

霊視さんは優しくてニュートラルな方です。

ご紹介しますのでお気軽にご連絡ください。


ではでは、色々とスッキリしたところで

Instagram戦略のセミナーに出て面白い内容を色々と学んだので

次回はまとめたものをご共有しようと思います

 

 

 

From Thursday!

Bymaria

20th August_From Thursday_危険なアラート



在タイ日系IT企業さんのとある集まりにお声がけ頂き
「タイ人スタッフのマネジメント」と称したwebinarを実施しました

 

在タイ日系企業の抱える悩みと課題
タイの歴史
ミニシュミレーションクイズ
打ち手を考える

 

といったアジェンダだったのですが
双方向ディスカッションのクイズが一番盛り上がったので
少しご紹介させてください

 


1: 駐在員としてタイに赴任したばかりの時に
    部下が10分間遅刻をしてきました。
 あなたならどうしますか?

 

2: 部下が早退したいと言ってきました。
理由を聞くと彼女が怪我をしたとのこと。
あなたならどうしますか?
 

3: 12名の社員のいる出張所。
どうやら奥さんのいるリーダーが部下に手を出し離婚。
その後8人の社員が退職。後日退職した社員の1人が人事に相談し
社内で起こっている問題を退職した7人の社員とともに社長に伝えたいと。
話しを聞いた人事は退職した社員と社長のランチ会を設定。
その後社長はリーダーと面談。リーダーは内容を否定、
社長はリーダーを信じ何もしなかった。結果人事も退職、
会社の存続が危ぶまれ現在は他社に買収されている。

あなたが社長だったどうしますか?




これらは全て実際に在タイ日系企業で起こったケースであり
ドラマのような3のケースに関しては
実は弊社でも似たようなことがありまして・・
と参加者の中からまさかの声があがりました

 

いずれも正しい解はないのですが
下記タイ人コンサルタントと用意した回答です



1.のタブーは人前で怒らない、怒鳴らない
これはタイにいる日本人であれば弁えていることだと思います

またホワイトカラーとブルーカラーでも対応が異なり
前者であれば理由を聞いたり社則でペナルティがあれば説明したり
行動改善を促すのが通例


後者であればルール違反であることを毅然とした態度で叱り
善悪をしっかり理解させることが必要
でないとナメられてしまい事態が悪化することも多々あるようです



2.これは意外だったのは回答くださった多くの方が
人に迷惑を掛けないように対処した後で
彼女の元に行かしてあげると回答されたことでした



みなさんお優しいですね。
私だったら目が点になりそうです。



これはホワイトカラーであれば

-会社としてNGであれば方針を説明すれば理解するので大丈夫
-彼女との関係性や怪我の様子を聞いた上で事態が重く他に行ける人がいない
 場合は行かせるが代わりに給与や有給消化、翌朝早く出社、などの
 代替条件提示もOK
-外資系であれば成果を出していたりやることをやっているのであれば大丈夫


ブルーカラーの場合は

-病院に電話しその彼女が実在するのか、その程度の怪我なのか、
 他に誰も呼べないのかを自分で確認し嘘だった場合は
 毅然とした態度で叱る必要がある
-事実だった場合は行かせる



ということで

同じタイ人のマネジメントといえ
オフィスと工場では一括りにできないことを学びました

 


 

3.は内容に比例して空気も若干重たくなったのですが
面白い質問がありました
 

Q. やめた社員は何を期待して社長に話しをしたのですか?

A. 何も期待していませんでした。会社が大好きだったので、
    会社が良くなって欲しいという気持ちで社長に事実を話したのでした。


Q. タイ人社員のいうことを信じられない場合どうしたらいいのですか?

A. 360度評価のように、本人だけでなく部下、同僚、上司から
事実を探る必要があると思います



 

日本人駐在員にとっては数年間の任期の中で
成果主義方針を取られる方も多いと思います


その下で働いている社員は
日本人上司が何を大切にし
何を求めて仕事をしているのかよく見ています


タイ人にとっては一人一人の上司を
忘れることの出来ない日本人上司として記憶し
それを日系企業のやり方と理解するのです


 

 

成果を重視するあまり
本社に対しタイ支社で問題を起こさないように隠すのか
力のないスタッフには耳を傾けないのか
問題の根源を解決する懐と知恵を持たないのか


 日本人上司の一挙手一投足を見ているということでした

 

 



 最後にタイの歴史についてシェアした内容なのですが
タイにはアムナート(権力)とバラミー (人徳)という言葉があります

  

「アムナートがあってもモット・バラミー (人徳を失う)と終わり」

 

目の前のタイ人スタッフの微笑みの奥に隠されたこの考えに
不安になる気持ちがあれば天からのアラートなのかもしれません

 

 

From Thursday
Maria 

 

 

 

 

 

Bymaria

13th August 2020_From Thursday_出来る人に学ぶ



今日は社内のトレーニングに外部からゲストを招きました

バンコクでは有名なので彼女を知っている方も多いと思うのですが



日本で物流企業→
バンコクで日系人材紹介業→
バンコクでアメリカ系ヘッドハンティング企業

 

というキャリアを積んでいる32歳の女性



彼女の人脈とフットワークの軽さ

結果へのコミットメント

自然体で奢らないキャラクター

 


が合間って老若男女に大人気
いつも様々な企業さんから引く手数多!



世界のどこでも活躍できるビジネスマンのロールモデルとして

信頼できて何でも相談できる友人として

日本人女性がマイノリティの異国でキャリアを積む戦友として


プライベートでもお仕事でも頻繁に連絡を取り合っているのですが

 

 

今日は成長意欲が高く頑張り屋さんだけど
たまに空回りしたり頑張りポイントがずれる我々に喝を入れてもらうべく



「プロとしてのマインドセットと結果の出し方」
をテーマに


これまでの仕事に対する姿勢や
具体的なスケジューリングについて

お休みところレクチャーして頂きました

 

 

 

元々彼女のパフォーマンスについては知っていたので


会社から言われている目標に加え
それをクリアするためのさらに高い目標を週毎に立て
それをこなすための圧倒的な行動量


これらは見習う点ばかりなのですが



一番成長スピードを加速させ続けている点は

本人の飾らない謙虚さなのだなと感じました

 

 

自分は何もすごくない

自分がやっていることは何一つ特別ではない


 

このセリフを心から発することが出来るのは
出来る人の共通点のような気がします

 

 

 

タイ人の新人スタッフは

クライアントと候補者の両方を深く知ることが重要で

自分は心を使って仕事をしていなかったと気付いたよう


先輩スタッフは候補者に時間を割いて

候補者のために仕事をするという気持ちを大切にすること
営業で断られたお客さんにも情報提供を続けるという姿勢を学び
 

 

さらにその先輩でもある営業の神は

新規のお客さんを探す時間と現状インタビューのアレンジや

候補者のレジュメ作成などの時間配分をどうするのかに課題を持っていたので 

先にお客さんを獲得する時間を確保するというスケジュールが一番の学びになったよう


 


お休みのところ
貴重な経験を言葉にして共有してくれた彼女に大感謝です




コロナの影響で採用マーケットは縮小したとはいえ

今も優秀な人材は引く手数多ですし

多くの企業がそういった人材に対しては採用枠を残しています

 

 

これまで主に育成に重きを置いてきた弊社のサービスなのですが

より一層成長意欲のある方の採用の重要性を

自社採用を通じて痛感しています

 

 

 

From Thursday
Maria

Bymaria

From Thursday_6th August タイのHRのお困りごと

 

 

 

スタッフがふとタイのHRって何に困っているのだろうという疑問を抱き
SNS上で質問を投げかけたようです

 

 

 

「タイ企業のHRのみなさん

これまでHRとして一番困ったこと、大変だったエピソードを教えてください」

 

 

回答ボックスには
恐らく日本人には想像も出来ないエピソードが溢れていたので
是非木曜日の箸休めにご笑覧ください

 

 

Aさん

素行の悪いどうしても辞めさせたい社員がいて
社員全員でお参りに行き辞めてもらうように祈りました


(辞めさせたくても簡単に辞めさせられないタイの労働法は
タイ人をも悩ますよう)

 

 

Bさん

人事部長の部屋のゴミ箱に〇〇ドームが捨ててあるのを
お掃除のメイドさんが発見

マネジャー会議が開かれ部下と不倫ということが判明
どちらも自主退職済み


(会社専属のメイドさんがいるタイあるある・・)

 

Cさん

オフィスに幽霊が住み着いているという噂が流れ
お坊さんを呼んでお祓いをしました


(幽霊好きのタイあるある・・)

 

 

 

以下、多過ぎるのでカテゴリーに分けてご紹介

 

>喧嘩系

-工場マネジャーが酔っ払った帰り道タクシー運転手を殴り暴行事件に
 


>恋愛絡み・痴話喧嘩系

-メカニカルエンジニアの社員と工場の社員が女性の取り合いで殴り合い

-夫婦である社員、旦那さんが奥さんを殴り奥さんが別れたいと異動願いを
 異動した奥さんを探すため旦那さんがHRに捜索相談
 HRは奥さんが辞めたと伝えてかばった

-奥さんが旦那さんに殴られ行き場所がなく会社の寮に泊まる
 翌朝旦那さんが謝りにきて元に戻る

-薬品会社に勤める失恋した社員が自社の薬品を飲み込み自殺未遂

-2名の女性社員が仕事中に大喧嘩、理由を聞いても教えてくれず
 ある男性社員がどちらも愛しているので喧嘩をやめて欲しいと言いにきた

 

>麻薬系
-社員が麻薬を社内で売買

-総務の社員が社内で麻薬を密売、給料日にお金を回収していた

-社内で麻薬を使っている社員がディスカウントすると誘ってきた

 

>お金がらみ系

-社内でギャンブル、負けた腹いせに刃物で相手を刺す

-宝くじの結果が発表される1日と16日は残業してくれる社員が1人もいない

-同僚にお金の貸したが返してもらえないので給料から天引きしてほしいと
  HRに相談がきた

-社内でギャンブルグループがありHRがグループに潜入調査
 誰が首謀犯か確定し説得して辞職させた

-シニア人事が会社内で闇金ビジネスを開始

-社員から給与が振り込まれていないと言われ調査したら
 旦那さんがおろしていたことが判明

-上司にお金を貸して欲しいと言われたと相談がきた

-借金抱え込んだ社員の取り立てが会社に
 社員が休みがちになったので債権者に交渉し、金額を減らした

 

>幽霊系

-社員寮に幽霊が現れたと朝の3時に起こされ見に行くことに

 

 

>外国人上司・同僚系

-外国人経営者が社内で転んで大怪我、救急車を呼ぼうとしたが
  仕事を離れられないのでギブスを買ってきてと言われた

-インド人の社長
 会社の設立記念日のセレモニーに牛の尿が必要と言われ
 牛小屋に尿を取りに行くことに

-ミャンマー人の社員の友達が奥さんと喧嘩したので
  泊めて欲しいと社員寮に泊まりに来た
  翌朝そのミャンマー人社員の友人が殺人の疑いで警察が捜査に
 ミャンマー人社員にも共犯の疑いで捜査が入り捕獲され人事が保釈願いを提出

 

>恨まれ系

-ルール違反でクビにしたら待ち伏せされ殺してやると脅された

-上司に注意された社員がマフィアにお願いし殺してもらうよう依頼

-社員をクビにしたら目の前で自殺しようとされた

-工場内でタバコを吸っていた社員を注意したら殺すと脅された

 

 

>番外編

-残業中に女性社員がお酒を飲んでいた

-うつ病の社員のカウンセラーになることに

 

 

 

 

お昼間から騒々しいネタになってしまいました



日本のHRのみなさん
刺激が強すぎましたでしょうか
恐らく工場系のエピソードが多く
都心ではあまり聞かない話しかなとも思っています


在タイ日系企業のみなさん
近いご経験などされたこともあるのでしょうか

いやいや、そんなひどいレベル聞いたことないよ
と笑い飛ばして頂けましたでしょうか

 

こころ穏やかに午後も過ごせるように
番外ほっこり編

 

 

勝手に工場で猫を飼い出したスタッフ
子猫をたくさん産んだので人事が里親を探すことに

 

 

 

それでは世界中のHRのみなさん、今日もお疲れ様です

 

 

 

 

From Thursday 6th August
Maria

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bymaria

From Thursday_想定外の涙_30th July 2020




先ほどPre probationの最終プレゼンが終わりました
(*Pre probation=過去4回のブログをご参照ください)

結果はどうだったでしょう

 

 

プレゼン後に


5日間どうだった?

うちで働きたい?

 

 

という我々の質問に








長い沈黙



………………..



どう考えても長すぎる沈黙




 


 

そして顔を曇らすインターン

 

曇らす、というよりもう泣きそう

 


 

(えーどれだけうちが嫌なんかい!驚)



全社員が失笑、また次の候補者のPre probationか・・

 

と遠い目をし始めた時に

 

 



多分ホームシックなんです

 

と目に涙を溜めて
心の内を話し出すインターン



!!!???



私を含め現在の社員はみな海外志向が強く
厳しい親の管理から逃れて海外経験を積んだスタッフたち



一瞬戸惑いながらも


 

 

ホームシックになった際のメンタル管理や
若いうちは自分を成長させるために仕事のある都会で自己研鑽すべきという話し

最後はとにかく落ち着いて家族と話すべきという結論になり


想定外の最終プレゼンはしんみりとしたムードで幕を閉じたのでした


 

お昼休みにお母さんや妹と電話で話したと報告を受け
ホームシック問題は解決はしないと思うけど
家族も応援してくれるらしいのでここで働きたいと

 

仕事内容やメンバーは理想なので

頑張ってみたいと

心を決めたかのように話してくれたのでした



ちょっと感動したのですが

綺麗な感動が長続きしないタイ



来週レーシック手術を受けるので

入社は8月の二週目からでいいですか

明日もDay offとさせて頂けますか、もしよければの話しです・・

 

 

😂




そうそう、これがアメージングタイランド


全然いいよ、明日も休んで

8月の第二週から入社ね!

他のスタッフとも話さないといけないけど

合格の場合のオファーは明日出すね、と伝えました


 

何はともあれ、5日間これでもかという程に頑張ってくれて

一度もめげずに問題もなく過ごしてくれたTongさん
とにかく手がかからなくてスピード感があって
これがGPA3.76か・・と感動させてくれる超優秀な新卒なのです

 


ということでみなさま!

晴れて採用となります

 

一体この”一人”に出会うために

どれだけの時間とエネルギーと気持ちを割いてきたのか

ゴールの見えない、時に途方にくれる旅でしたが


お客様の候補者を1名紹介するまでに平均80名ほど、
多い時は300名ほどのスクリーニングを重ねるピッキーな我々

数年しかうちに居なかったとしても
一人の力が組織を変えると知っているため
その”一人”にかける想いは一入です


何万というレジュメの中から

この人!
という一人を探し出すお仕事は



砂漠に落としてしまったダイアモンドを探すような
インド洋の深海に潜む一粒の真珠を見つけるような

一見果てしない旅のようなのです


どんな旅にもドラマがあり、気付きやひらめきがあり、飽きません
ダイアモンドの原石なのか真珠貝なのか

どちらであっても最後の日までお互いに磨きあえる仲間でありたいと思います


ひとまずみんなお疲れ様でした
木曜日の嬉しいニュースでした



From Thursday
Maria

Bymaria

From Thursday_23rd July_最後になると信じているPre probation



自粛期間が明けタイ国内の採用市場は
コロナの封じ込み成功と共に
緩やかに熱気を取り戻しているような気がしています



さて

7月に入って3回目のPre Probation weekに突入している弊社です

現在5人目となる候補者の自社採用を行なっているのですが

3回目に入る前に社内で議論が勃発しました


 

トレーニングに入るタイ人営業スタッフが吠えました

次は絶対にモチベーションが高く5日間で使用前期間を合格し

入社してくれる優秀な候補者以外の対応はしたくない!と

 


5日間一生懸命教えても入社という明確なゴールを達成出来ないのであれば

営業の鬼としてターゲット必達が目標の彼女にとっては

大変辛く先の見えない戦いとなってしまうようです

 


ということで社内の意見を洗い出し

下記の改善点を加えてみました


 

  1. 日給を800bahtから300bahtに減らす
    (ちょっと可哀想なので代わりに私がランチを提供しています)
    これによりただ日給を稼ぎに来ている新卒社員を省くのだそう
  2. 事前に入社意欲や理由を何度も確認し必要な説明を行う
    -他社と比較するのであれば他にも沢山チャンスがあると思うので
     このポジションは辞退して欲しいと伝える
    -入社意欲に懸念を持っている社員がいるので彼女を説得出来る意欲を
      説明できるか聞く
    -弊社への質問のレベルを確認する
  3. スタッフが隣に張り付く時間は1日最大1時間とする

         スタッフの負担軽減のために毎日私がトレーニングに入る

 


ということで上記をクリアにして始まった
今月3回目のPre probation中のスタッフの略歴です


チェンマイ大学出身の新卒 (チェンマイ大出身者は転職率が低いと言われていたりします)

GPA3.76 (試験で良い点数を取るのはゲームのようなので得意な方です、と微笑んでいました)

女性 (タイあるあるかもしれないのですが、弊社の社員は全員女性です)

日本語N3・英語もイケる

まだ何をしたいかは明確ではないが

 

 

彼女は過去に弊社のPre probationを受けたスタッフのお墨付きの友人でもあり

現在2日目なのですが今までの誰よりも卒なく課題をクリアするので

ほぼ倍速でプログラムを進めているのですが
とっても楽しいと言ってくれるので救われます


4連休を挟むので結果が出るのは来週の木曜日です

 

 

コロナ明けの怒涛のPre probationでは

残念ながら誰一人採用と至っていないのですが

プラスの面はインターン生が全員将来の候補者となることです

候補者の数ではなく質を重要視しているので
弊社から紹介できるスタッフは日頃から非常に限定的です


データベース内にも “紹介できません” マークがあって
数割の候補者にこのマークが付いてしまっています
(理由は転職理由や面談時の対応、過去の職場での評判など)


また “普通” マークもあって紹介は可能だが可もなく不可もない

というマークの付いてしまった候補者を紹介することもないので



1. 何かの分野において特筆する候補者
2. 誰がどうみても即採用したいと思わせる候補者
   =今すぐにポジションを探す


 

2タイプのみご紹介可能な候補者となりますが
現在就職して2年以内の場合はこれ以上のジョブホッパーを増やさないために
声を掛けないという社内ルールも設けているため
本当に”ご紹介できる1人”の重みは大きいのです


弊社のPre probationを受けてくれた時点で1に当てはまるので

インターンを終える際には1か2のマークがデータベースに記録されます



日々この1、2タイプの候補者探しに明け暮れているので

5日間掛かったとしても貴重な1人であり財産です




経営をする上で自分の中の絶対に譲れない何か

によって頭を悩ますことが多くあります



でも

なぜ譲れないのか理由を突き詰めてみると

幼稚な自分を守るためだったり
譲らないことが誰のためにもなっていなかったり


 

これは自粛期間中に感じていたことでもあるのですが

大切だと思っていたことの中には案外手放せることが沢山あって



どんどん脱ぎ捨てて周囲とのコンセンサスを新たに見出していくと

新しい世界が見え始めていくのです

 

やだな、変えたくない、譲れない

自分の中のそんな気持ちが教えてくれるのは

知らない間に作っていたマイルール
不要だったり本質とずれていたり、
時代に合わなかったりというものがゴロゴロしていそうです


先の見通しが適わない時代の変わり目において

もっともっと身軽になっていきたいと思います

 

 

では、From Thursday!
23rd July 2020